ニュース 電子 作成日:2016年3月25日_記事番号:T00063194
ノートパソコン業界では、インテルの新プロセッサー「Skylake(スカイレイク)」発売が買い替えを促し、第2四半期から出荷台数が増えると期待されている。しかし、ノートPC用チップサプライヤーの受注状況によると、第1四半期のノートPC出荷台数は15%以上減少、第2四半期も前期から横ばいか最大5%増、前年同期比ではマイナス成長となる見通しで、回復の兆しはない。チップサプライヤーにとって、今年も厳しい1年となりそうだ。25日付電子時報が報じた。
一部のノートPCブランドは、今年の出荷比率は上半期50%、下半期50%と、需要期の下半期に慎重な見通しを示している。また、通年の出荷台数は前年比10%以上減少すると予想している。
ただ、台湾のノートPC用チップサプライヤーは、▽「Skylake」発売▽USB3.1、高解像度など規格向上▽タブレット端末としても使える2イン1ノートPCやタッチパネル搭載ノートPCの出荷割合上昇──などが追い風になると期待感を示した。
また、アナログIC設計業者は、今年発売する新型チップの平均単価は例年より高まり、ノートPC市場低迷による業績への影響を抑えられると予想。また、チップサプライヤーのノートPC市場撤退が相次いでおり、台湾のIC設計業者は新規顧客からの受注が見込めると指摘した。
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