ニュース 電子 作成日:2016年3月25日_記事番号:T00063196
産業用コンピューターメーカー、安勤科技(Avalueテクノロジー)の張嘉哲総経理はこのほど、同業者が相次いで産業用モバイル端末の分野に参入する中、ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と共同で開発したモバイルPOS(販売時点情報管理)システムを4月に初出荷し、第3四半期に量産すると語った。25日付蘋果日報が報じた。
同社のモバイルPOS「RiPac−10P1」は10.1インチのディスプレイを搭載する(リリースより)
張総経理は、モノのインターネット(IoT)の応用先として安勤は小売り、およびスポーツ・医療分野においてコンパルとの提携により商機獲得を目指すと語った。小売り分野ではモバイルPOSとオールインワン型レジ市場を好感していると述べた。
同社はコンパルのタブレット端末技術を活用し、過去1年間で準堅牢(けんろう)型タブレット、オープンフレームタブレット、超薄型タブレット、オールインワン型レジを開発。既に顧客向け設計を行っている。今年はこれら製品の売上高構成比が最高で10%に達すると予測した。
またスポーツ・医療分野ではフィットネス器具やリハビリ器具に使用するオープンフレームタブレットや医療用ディスプレイなどを開発。第2四半期より量産を開始する予定だ。
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