デンマークのブロック玩具大手、レゴの台湾支社「台湾楽高貿易」は24日、今年からカジュアル衣料ブランドのユニクロや子ども向け劇団の「紙風車劇団」と提携するなど台湾での展開を加速させると表明した。ユニクロとの提携では今月、レゴのロゴ入りＴシャツを発売。売れ行きは非常に良いという。「紙風車劇団」とは４月に提携を結ぶ計画だ。25日付工商時報が報じた。
レゴは約30年前に台湾に進出した。台湾楽高貿易の林珮玟マーケティング経理によると、現在百貨店やトイザらス、零細玩具店などに200余りの売り場を展開。ブロッグ玩具シェアは80～90％で、業績は毎年平均２桁成長を続けているという。
林マーケティング経理は、台湾玩具市場はさらなる成長が期待できるとして、ブロック玩具で作った台北101ビルなどを盛り込んだミニチュア都市「想像共和国（Image Nation）」を各地で展示したりと、300以上の市町村でプロモーションを行うことが目標だと説明した。
