米アップル社の超薄型ノートブック型パソコン（ノートＰＣ）「Mac Book Air（マックブック・エア）」が起爆剤となり、世界的に発光ダイオード（ＬＥＤ）バックライト搭載ノートＰＣの需要が高まっていることを受け、バックライトモジュールメーカーの出荷枚数が拡大している。24日付工商時報が伝えた。
第１四半期におけるバックライトモジュールの単月出荷枚数は、奈普光電科技（ナノ・エレクトロ・オプティカル）が10万枚に達したほか、大億科技（ケンモス・テクノロジー）が３万枚、中強光電（コアトロニック）が約７万枚、瑞儀光電（ラディアント・オプトエレクトロニクス）が約１万枚だった。
バックライトモジュールの出荷枚数は第２四半期以降さらに拡大する見通しで、通年の出荷枚数は奈普が200万枚、大億が100万枚を見込んでいる。
今年、世界のＬＥＤバックライト搭載ノートＰＣの出荷台数は約1,800万～1,900万台、ＬＥＤバックライトモジュールの生産能力は1,500万枚以下と予測されている。
