ニュース 政治 作成日:2016年3月25日_記事番号:T00063212
パナマが今年6月26日に行うパナマ運河拡張工事完了の記念式典に、蔡英文次期総統と中国の習近平国家主席に同時に招待状を発送したことが英BBC中国語サイトの報道で明らかになった。両者が共に出席してパナマで首脳会談が実現するのか、憶測を呼んでいる。25日付聯合報が報じた。
パナマは台湾と正式な外交関係を持ち、中国とは国交を結んでいないが、中国は米国に次ぐパナマ運河第2の利用国で、パナマは北京、上海、香港に事務所を置くなど関係強化を進めてきた。台湾と中国双方の首脳を招くのは異例の措置だが、習主席が参加を希望するのか注目される。
王閔生民進党報道官は24日、「関連の情報は得ている。よく考えてから皆に説明する」と表明した。民進党関係者は、蔡氏の参加に中国の要素を考えないことはあり得ず、中国が台湾に善意を示すのか、奇策を用いてくるのか、さらなる観察が必要と指摘した。
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