ニュース 政治 作成日:2016年3月25日_記事番号:T00063214
新主席を選ぶ党内選挙を目前に控えた国民党は24日、同党シンクタンクが党再生をテーマにした座談会を開き、郝龍斌前台北市長が、「台湾主体意識を顧みつつ、党のテーゼと核心価値を再建しなければならない」と発言した。郝氏は国民党のイメージは8年で完全に転覆してしまったと指摘しつつ、イメージを立て直してこそ民衆と青年の支持が得られると強調した。25日付聯合報が報じた。
元同党立法委員で中国広播(BCC)董事長の趙少康董事長は、国民党は両岸(中台)政策路線に疑念が持たれ、分配の正義問題で支持を得られなくなったと語った。今後、中台関係では中国に対し「いさめる友人」の役割を果たし、中国が誤りを犯せばそれを注意すべきで、経済政策は三民主義に立ち返り、大胆に左寄りの路線を採るべきだと提言した。
座談会に参加した政治大学の蔡増家教授は、現在の国民党は2009年の自民党とよく似ており、自民党は当時人材と後継者の育成に注力して12年に政権奪回を果たしたと指摘し、後継人材の育成の重要性を訴えた。
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