ニュース 商業・サービス 作成日:2016年3月28日_記事番号:T00063235
米カジュアルステーキハウスチェーン、アウトバックステーキハウスは25日、3月末で台湾全土にある4店舗を閉鎖し、台湾市場から撤退すると発表した。業界関係者は、台湾のステーキ市場自体は賑わっており、撤退は新鮮味が薄れて業績が悪化したことが一因と分析した。26日付蘋果日報が報じた。
消費者からは、以前より質が下がっていた、値段が高かったなどの声が聞かれた(25日=中央社)
アウトバックは1988年に米国フロリダ州で1号店をオープン。現在、世界各国・地域に1,000店以上を展開している。台湾進出は04年で、ステーキセットは490~1,380台湾元(約1,700~4,800円)。
代理店を務める寛達食品は、本社が近年中国に注力しており、台湾市場強化に協力が得られず、提携解消を決めたと説明した。
なお、寛達食品は、アウトバックの▽台北敦北店(台北市松山区)▽新竹竹北店(新竹県竹北市)▽台中市政店(台中市西屯区)▽高雄愛河店(高雄市鹽埕区)──の跡地で、4月から自社ブランドのステーキハウスをオープンする予定だと明かした。
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