ニュース 運輸 作成日:2016年3月28日_記事番号:T00063237
交通系ICカード「悠遊カード(イージーカード)」の運営会社、悠遊卡公司の林向愷董事長は25日、早ければ7月にも同カードが高雄都市交通システム(MRT)で利用できることが決まったと発言した。高雄MRTでの利用シェアは20%を目標にする。同時に、統一企業集団(ユニ・プレジデント)のマネーカード「icash」と、遠東集団(ファーイースタン・グループ)の「ハッピーキャッシュ」も、台北MRTと高雄MRTの双方で利用可能となる。26日付工商時報などが報じた。
台北MRTでは、昨年9月より高雄など南部の交通系ICカード「一卡通(Iパスカード)」が使えるようになったが、「悠遊カード」は高雄MRTで利用できない状態が続いていた。今回、高雄MRTでの悠遊カードなどの受け入れのための設備投資額は2億1,000万台湾元(約7億3,000万円)で、交通部が8,000万元を補助し、残りを悠遊卡公司など5社で分担する。
なお、現在試運転中の高雄環状ライトレール(軽軌鉄道、LRT)も、開業後に悠遊カードなど複数のカードが利用できるようになる見通しだ。
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