ニュース 電子 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063249
市場調査会社、IHSディスプレイサーチの謝勤益資深総監は28日、4月のテレビ用液晶パネルについて、32インチ、40インチ、42/43インチの価格が9カ月ぶりに上昇するとの見方を示した。第2四半期通期の価格上昇幅は2~5%と予測した。29日付工商時報が報じた。
価格上昇予測の背景には、▽市場の主流が40~43インチパネルに移行しており、これまで主流だった32インチの減産を決めたこと▽サムスンディスプレイ(SDC)の第7、8世代工場の製造工程更新で40インチパネルの生産量が低下したこと▽群創光電(イノラックス)が台湾南部地震で生産に影響が出たこと▽中国ブランドによる40インチの新商品販促キャンペーン実施で需要が増えたこと――などがある。
ただ、IHSディスプレイサーチは、在庫水準が依然高いことから、価格上昇はサプライヤーの供給不足を懸念した需要増によるものと指摘。一時的なものにすぎないとの見方を示した。
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