ニュース 電子 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063250
フェイスブック(FB)傘下、オキュラスVRの「オキュラスリフト」や宏達国際電子(HTC)の「HTC Vive」などバーチャルリアリティー(VR)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)が注目を集める一方で、VR対応機器を使用するには高いスペックを有するパソコンが必要となり、華碩電脳(ASUS)やデルなどがVR対応をうたうPCを投入している。しかし、PC部品などのレビューサイト「トムズハードウェア」が行った調査によると、同サイトユーザーのうち「こういったPCは購入せず、より低コストで自作する」との回答が95%を占めた。29日付工商時報が報じた。
現在、ASUSが販売しているVR対応PC「ROG G20CB」と「G11CD」の価格は3万8,900~6万2,900台湾元(約13万5,000~22万円)で、これにHMD購入費を加えると、合計8万~10万元の費用が必要となる。
しかしトムズハードウェアの調べでは、今年中にPCをVR対応仕様にアップグレードするために投入する費用の許容範囲は「750米ドル以上」が27.1%と最も高い比率を占めたものの、「300~400米ドル」の24.1%がこれに続いており、この結果を受けて同サイトは「PCのアップグレードが進むのは2018年」との予測を示している。
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