ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063251
鉄筋大手、豊興鋼鉄は28日、国際原料価格の上昇を受けて、台湾域内向け価格を全面的に値上げした。うちH型鋼は2年ぶりに1トン当たり500台湾元(約1,700円)引き上げた。鉄筋、鉄スクラップはそれぞれ300元引き上げた。値上げは5週連続だ。29日付け工商時報が報じた。
ただ、豊興鋼鉄は今回の価格調整に伴い、H型鋼の加工(費用300元)を取り止めたため、実質の値上げ幅は200元となる。
国際原料価格は、ベトナムやインドからの需要急増により、米国の鉄スクラップ原料価格が1トン当たり24米ドル上昇するなど変動が激しくなっている。
豊興鋼鉄の値上げを受けて、東和鋼鉄企業(東鋼)や中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)も追随するとみられている。
豊興鋼鉄は、川下の在庫増補が続いており、鉄筋の需要は安定していると指摘。価格は今後も上昇するとの見方を示した。
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