ニュース 建設 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063256
新北市新店区北西部、安坑地域の交通アクセスを改善する「安坑ライトレール(軽量軌道、LRT)」で28日、新北市捷運工程局と新亜建設開発(ニュー・アジア、台北市松山区)との間で、建設工事のターンキー契約が結ばれた。市捷運工程局では同契約によって工程が2年間短縮され、2021年の開通後は安坑から台北までの所要時間が30分短縮されるとの見通しを示した。29日付中国時報が報じた。
高宗正新北市副市長(前右2)と鄒宏基新亜建設董事長(前左2)が契約書に署名した。開業20年を迎えた台北地区のMRTは、郊外地域の路線を充実させる段階に入る(28日=中央社)
安坑LRTは全長7.5キロメートル、高架5駅と地上4駅を持つ。昨年6月に中央政府が敷設計画を決定、年末に請負業者の入札が行われた。同市は14年より路盤改良工程を進めており、現在進度は約7割に達した。
同市では都市交通システム(MRT)環状線の工事が進められているが、進度が遅いため板橋区や中和区で渋滞が解消しないとして市議会から不満が出ている。これに対し趙紹廉・同市捷運工程局長は、用地取得の困難さや工事スケジュールの変更が影響していると認めた。
新北市ではこの他、淡海LRTが18年に開通、MRT三鶯線が早ければ今年5月着工、23年の開通を予定している。
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