ニュース その他分野 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063263
国家発展委員会(国発会)が28日発表した2月の景気対策信号総合判断指数は16ポイントで、前月から2ポイント上昇したが、景気信号は9カ月連続で「青(景気後退)」が灯った。9カ月連続の「青」は2008年から09年にかけての世界金融危機当時と並び、11年の欧州債務危機の際の10カ月連続にあと1カ月と迫った。29日付経済日報が報じた。
総合判断指数を構成する9項目では、「機械と電気設備の輸入額」が「緑(安定)」に、「製造業営業気候観測指数」が「黄青(後退傾向)」にそれぞれ好転した。しかし、先行指数である領先指標総合指数は18カ月連続、同時指標も16カ月連続で下落しており、国発会の呉明蕙経済発展処長は、景気が好転しているという明確な材料がなく、まだ楽観視はできないと話した。
ただ呉処長は、政府による今年の公共建設とハイテク分野の予算を拡大、半導体設備輸入の成長がハイエンド分野の投資を誘発すると期待されること、発表された製造業営業機構観測指数で、景気への強気見通しが増えていたことを好転材料として挙げた。
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