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AKB48の馬嘉伶、外国人初の「総選挙」立候補


ニュース 社会 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063268

AKB48の馬嘉伶、外国人初の「総選挙」立候補

 日本の人気アイドルグループ、AKB48のオーディションに昨年合格した台湾人留学生の馬嘉伶(マチャリン、19)がこのほど、今年6月に行われる「第8回AKB48選抜総選挙」に外国人として初めて立候補した。これを受けて台湾のファンはさっそくインターネット上で支援活動を始動。彼女を人気投票で80位内に入れるため、600万~1,350万円を目標に募金を行う計画だ。

/date/2016/03/29/19kakomi1_2.jpg馬嘉伶のフェイスブック(FB)ページには「台湾の光だ!頑張れ!」などと応援メッセージが続々寄せられた(FBページより)

 高雄市に生まれ、台中市で育った馬嘉伶は、14歳のときにAKB48のファンとなり、東日本大震災発生時に支援活動を行うメンバーの姿を見て自分も芸能界に憧れを持つようになったという。その後、モデルなどのオーディションを受けたものの相次いで不合格となったが、昨年、最後のつもりで受けたAKB台湾オーディションで最終審査に残り、同年末に東京で行われた「AKB48紅白対抗歌合戦」のステージで合格者としてソロで歌を披露。今年2月に正式にAKBの一員となった。

 毎年恒例のAKB総選挙では、AKBやその姉妹グループのメンバーであることが立候補の資格となり、晴れてメンバーとなった馬嘉伶にもその権利が与えられ、このほど外国人初の立候補を決めた。

 立候補に際し馬嘉伶は「今年の総選挙の目標は、少しでも日本全国の皆さんに自分をアピールすること!」「日本の皆さんにも台湾の女の子の魅力をお伝えできたらと思います」などと意気込みを語った。

 同選挙はシングル曲のメンバー16人を選抜することが目的だが、80位までに入ればそれぞれ▽アンダーガールズ(17~32位)▽ネクストガールズ(33~48位)▽フューチャーガールズ(49~64位)▽アップカミングガールズ(65~80位)――のメンバーとしてカップリング曲のレコーディングに参加できる。このため台湾のファンは「80位入り」を目標に支援活動を展開しているというわけだ。

 このほか、台湾オーディションを勝ち抜いた馬嘉伶以外の9人も現在、「研究生」として歌やダンスのトレーンングを積んでいるが、先ごろこの9人を中心とする新たな姉妹グループ「TPE48」の発足が発表された。今後、台湾人アイドルが総選挙で1位を獲得する日が来るかもしれない。