ニュース 医薬 作成日:2016年3月30日_記事番号:T00063277
新薬開発の徳英生物科技(G&Eハーバル・バイオテクノロジー)は29日、日光角化症を治療する「黄水茄」(学名・Solanum incanum、ナスの原種)由来の植物新薬SR-T100の台湾における盲検法による第3相臨床試験で、統計学上有意な効果が確認されたと発表した。30日付工商時報が伝えた。
日光角化症とは、慢性的に紫外線を浴びることで誘発される皮膚病変であり,日光が当たりやすい顔面、耳、前腕、手背部の皮膚に発症しやすい。臨床試験では、16週間の使用で病変が完全に消えた患者が32.39%、75%以上消えた患者が71.83%を占めた。
郭国華総経理によると、日光角化症は白人の発症が多く、台湾に患者は少ないが、世界に2億人の患者がいるという。治療は現在、冷凍療法が75%、軟こうによる治療が25%だが、冷凍療法は再発率が高い上、軟こうは高価なことがネックだという。
同社は年内にも医薬品認可を申請する予定で、これまでに既に国際的な製薬会社3社とライセンス付与に向けた交渉を進めている。米国での第2相臨床試験も年末か来年初めに完了する見通しだ。
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