ニュース 建設 作成日:2016年3月30日_記事番号:T00063279
エンジニアリング大手の中鼎工程(CTCI)は29日に開催した業績説明会で、今年は全世界で5,800億台湾元(約2兆円)を超える工事入札をターゲットとし、年間600億~800億元の新規契約を獲得したいとの考えを表明した。また今後は、保守サービスや製油所などで出る余剰ガスの回収システムに関する特許事業といった新事業や新製品にも注力するほか、日本企業をパートナーとして台湾北部で高齢者向け事業を展開することを計画していることを明らかにした。30日付経済日報が報じた。
中鼎工程は近年、世界市場開拓に大きな成果を挙げており、昨年の建設プロジェクト受注額645億元のうち、中東での案件が69%を占め、台湾での受注は18%にとどまった。
昨年末には米CB&Iとコンソーシアムを組み、オマーン石油精製・石油化学公社(ORPIC)から分解蒸留プラントをEPC(設計・調達・建設の一括受注)方式で受注しており、今後もCB&Iと共同でさらに大規模な案件の落札を目指す方針だ。
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