ニュース 商業・サービス 作成日:2016年3月30日_記事番号:T00063281
コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンの入れたてコーヒーブランド「シティーカフェ」の昨年の売上高は106億台湾元(約370億円)と初めて100億元を突破。販売量も2億8,000万杯に達し、販売を開始した2005年の270万杯から10年間で100倍以上に増加した。さらに今年は前年比15%増の3億2,000万杯を目標としており、達成すれば台湾市民が年間平均14杯のシティーカフェ商品を飲んだことになる。30日付経済日報などが報じた。
セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は、シティーカフェは今やセブン-イレブンを代表する商品だと指摘した(29日=中央社)
なおシティーカフェは販売開始当時、1台約40万元の高価なスイス製コーヒーメーカーを導入し、特にカフェラテが高い人気を得た一方で、アメリカンコーヒーの販売比率は10%に満たなかった。しかし、その後コーヒー豆の配合を調整したほか、市民がコーヒーを楽しむようになったことから、現在ではアメリカンの販売比率が33%に拡大、カフェラテが40~50%に縮小したという。
一方、全家便利商店(台湾ファミリーマート)の入れたてコーヒーブランド「レッツカフェ」も06年の販売開始以来、毎年10~20%の増収が続き、昨年売上高は23億元に達した。さらに同年11月、コーヒー豆の調達先をUCC上島珈琲に変更したことで今年第1四半期は前年同期比30%の増収を記録したという。
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