ニュース 電子 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063309
アップルは先ごろ、新製品の4インチ・スマートフォン「iPhone SE」と9.7インチ・タブレット端末「iPad Pro」を発表したほか、腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」の価格引き下げや12.9インチ「iPad Pro」の256ギガバイト(GB)モデル追加を表明した。しかし、世界的大手チップサプライヤーの最近の受注状況からみると、アップルの第2四半期の調達状況に大きな変化はなく、前期比で小幅な増加にとどまると予想されており、業界からは同期の景気見通しを懸念する声が多く聞かれる。31日付電子時報が報じた。
アップルはここ数年、第1四半期末に新製品を発表し、第2四半期に発売するというスケジュールを継続しており、過去2年間は第2四半期に投入した新製品が大きな反響を呼び、サプライヤーからの調達量も大幅に増加した。
しかし、スマホの最新旗艦機種「iPhone6s/6sプラス」の第2四半期出荷量が、前期比で大きく落ち込むと予測されている上、今回発表された「SE」の同期出荷目標は400万~500万台とされ、「6s」の出荷減を補うには不十分とみられること、またアップルのその他製品の次世代機種発表は第3四半期と予想されることから、同社サプライチェーンで受注量が上向くのは第3四半期以降と懸念されている。
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