ニュース 医薬 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063313
東生華製薬(TSHバイオファーム)は30日、関節リウマチ治療薬のバイオ後続品(バイオシミラー)「ENIA11」の二重盲検法に基づく第3相臨床試験に成功したと発表。今後、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)に対し新薬認証を申請すると表明した。認証が取得できれば、台湾の製薬会社が自社開発した初のバイオシミラーとなる。31日付経済日報が報じた。
TSHによると、ENIA11については永昕生物医薬(マイセナックス・バイオテック)に授権して製品の初期開発、非臨床試験、第1~2相臨床試験を行った後、TSHが台湾北部の7病院および中南部の8病院で第3相臨床試験を進めていた。
これまで180人以上を対象に二重盲検法に基づく試験を実施したが、北部での試験の結果、ENIA11に統計学的に有意な効果が認められたという。
なおTFDAの新薬認証取得後はマイセナックスが生産を担い、TSHが中台での販売を手掛けることになる。
台湾リウマチ医学会によると、台湾には約4万人の関節リウマチ患者が存在し、治療薬の市場規模は32億台湾元(約110億円)とされる。
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