行政院主計処の24日発表によると、２月の失業率は3.94％で過去５カ月で最悪となったことが分かった。同月の失業者数は前月比１万3,000人増えて42万4,000人となった。主計処第４局の黄建中副局長は、春節（旧正月）休みが終わり、臨時雇用が終了したこと、および転職者が増え始めたことが影響したとみている。
また、勤務先の業務縮小および停止による失業者が6,000人増えて計13万9,000人となり、過去34カ月間で最悪だった2005年３月の14万人に迫る勢いとなっている。これについて主計処では、域内経済環境が悪化しており倒産やリストラが増えているためとみている。
