ニュース 電子 作成日:2016年4月1日_記事番号:T00063332
経済部は31日、中国の国有半導体大手、紫光集団から同日、メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)への出資について申請があったが、矽品精密工業(SPIL)、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)への出資計画の申請が出てから、3件まとめて審査すると表明した。関係者は、審査の前に立法院に報告が必要なため、5月20日の政権交代までは審査しないと予測した。1日付経済日報が報じた。
紫光集団は昨年10月と12月に、パワーテック、SPIL、チップモスの株式をそれぞれ約25%取得すると表明した。封止・検査の世界市場シェアは3社合計17.4%で、寡占の恐れがある。基幹産業を守り、人材流出を防ぐためにも、鄧振中経済部長は3件まとめての審査を決めた。
チップモスは1月の臨時株主総会で、紫光集団からの出資受け入れを承認した。紫光集団は来週にもチップモスへの出資計画を経済部投資審議委員会(投審会)に申請するとみられる。
SPILは、日月光半導体(ASE)がSPILの株式100%取得を目指している状態で、株主総会で紫光集団からの出資受け入れについて検討していない。
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