市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、2015年の曲面型液晶モニターの出荷台数は約90万台近く、今年は180万台と当初予測の150万台を上回る見通しだ。液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）が恩恵を受けそうだ。１日付経済日報が報じた。
現在主に曲面パネルを供給しているのはサムスン電子とＡＵＯの２社だ。ＡＵＯの蔡国新総経理は、同社はゲーム用モニターのパネル市場をほぼ独占していると指摘。今年は曲面パネルなどハイエンド製品の市場シェア拡大を目指すと述べた。
曲面モニターの昨年第４四半期販売市場シェアは、サムスン電子が68％で首位だった。２位は昨年12月に初めて32インチ製品を発売した恵科電子（深圳、ＨＫＣ）でシェア14％。中国のインターネットカフェ市場にうまく入り込んだ。宏碁（エイサー）はシェア３％で６位だった。34、35インチ曲面モニターが欧米市場で好評だった。
