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東城能源が支払不能に、ネオソーラ・ライテックに打撃も


ニュース その他製造 作成日:2016年4月1日_記事番号:T00063341

東城能源が支払不能に、ネオソーラ・ライテックに打撃も

 1日付蘋果日報に寄せられた情報によると、太陽光発電システムEPC(設計、調達、建設)事業者の東城能源が支払不能に陥った。新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)、錸徳科技(ライテック)などは数千万台湾元の貸し倒れが発生し、未上場の企業や銀行を含めると、総額1億元(約3億5,000万円)を超える可能性がある。

 ネオソーラーは、東城能源との取引は1年足らずで、先週から相次いで手形・小切手の期限が到来して、5割が期限切れとなり、裁判所に既に仮差し押さえを申請したと表明した。もし不渡りになったとしても、同社は東城能源の太陽光発電所の所有権を得ることができるので、財務に影響はないと説明した。

 ライテックは、東城能源が振り出した手形・小切手はまだ期限が来ていないが、もし不渡りになっても担保がある上、同社が売上高に占める割合は低いので、影響は限定的だと説明した。

 東城能源はこれまでにサプライヤーに対し、天泰能源からの支払いが遅れているせいで、期限通り支払いができないが、東城能源はまだ営業を続けており、倒産していないと強調した。

 一方、天泰能源は、東城能源に対し完済していると指摘した。