ニュース その他製造 作成日:2016年4月1日_記事番号:T00063349
台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した2月の製造業景気指数は11.02ポイントで、前月比1.98ポイント上昇し、景気信号は11カ月ぶりに「黄青(後退傾向)」に転じ、「青(後退)」を脱した。1日付工商時報が報じた。
製造業景気信号を構成する5項目のうち、「原材料投入」が前月比1.74ポイント上昇と最も上げ幅が大きく、次いで▽「経営環境」、0.17ポイント▽「需要」、0.09ポイント▽「販売価格」、0.06ポイント──上昇した。一方、「コスト」は0.08ポイント下落した。
産業別では、運輸工業が「緑(安定)」を維持したほか、▽民生工業▽石化ゴム▽電子電機──が「黄青」へと好転した。金属機械は唯一「青(後退)」だった。
台経院が先週発表した営業気候観測指数では、製造業、サービス業、建設業の3大産業の指数が全て上昇した。製造業メーカーの4割が「半年後の景気は良くなる」とみていることに加え、今回の製造業景気指数も好転傾向を示したが、孫明徳・台経院景気予測センター主任は、次回発表される輸出統計で前年比減少幅が2桁から1桁に改善するか否かが、第2四半期での景気回復を判断する重要な指標になるとの見方を示した。
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