ニュース 運輸 作成日:2008年3月25日_記事番号:T00006335
航空会社の業界団体、台北市航空運輸公会は24日、役員改選を行い、范志強理事長(復興航空董事長)に代わる新理事長に蘇宏義立栄航空(ユニー航空)董事長を選出した。新理事長は中台直航の拡大に向けた交渉で業界代表を務める。25日付経済日報が伝えた。
蘇新理事長は、「新政権が7月から週末の中台チャーター直航便の運航を目指しているのに合わせ、業界各社は準備を整えている。ただ、直航の効果を最大化するのは、政府が対岸(中国)との間で新路線の開設に向けた交渉を行うのを待たなければならない」と述べた。また、「毎日運航へと移行する準備もできている」と付け加えた。
范前理事長も、「過去3年間に政府の委託を受け、両岸(中台)交渉を9回行い、進展はあったが、結果は期待には及ばなかった。新政権発足に伴い、両岸直航に弾みが付けば、航空業界は苦境から脱却できる」と指摘した。
蘇新理事長は交通部出身で、長栄航空(エバー航空)の初代中国駐在代表を務め、中国の航空当局とも人脈が豊富なことで知られる。
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