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ラーガン3月23%減収、アップル不調で


ニュース 電子 作成日:2016年4月6日_記事番号:T00063359

ラーガン3月23%減収、アップル不調で

 スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した3月連結売上高は30億2,400万台湾元(約103億円)で前月比48.8%増だったが前年同月比23%減少した。アップルのスマートフォン「iPhone6s/6sプラス」、「iPhone SE」の販売不調を裏付けているようだ。6日付工商時報が報じた。

 ラーガンの第1四半期連結売上高は前期比46.4%減、前年同期比21.7%減の82億7,100万元で、過去8四半期の最低だった。

 アップルは3月末、市場を刺激するため、4インチながら、「iPhone6」同等の性能を搭載したアップル史上最安機種「iPhone SE」を発売したが、反響は良くない。今年のiPhoneシリーズの販売台数は2億台に届かず、前年の2億3,200万台を下回ると予想されている。

 ただ、アップルが下半期に発売するとみられる「iPhone7/7プラス」には、2つのカメラで同時撮影する「デュアルカメラ」が採用され、ラーガンの下半期の業績が急成長する可能性がある。