ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年4月6日_記事番号:T00063361
3月の新車登録台数は3万7,589台で前月比74.3%増、前年同月比10.9%増と、1~2月の前年同期比5.6%減の低迷から好転した。1月から導入されている新車買い替え時の貨物税(物品税)減免措置と合わせて、販売業者が総額10万台湾元(約34万円)にも上るキャンペーンを展開して数字を押し上げた。ただ、第1四半期通期の新車登録台数は10万6,627台で前年同期比0.2%減と依然マイナス成長だった。2日付工商時報が報じた。
首位のトヨタ台湾総代理店、和泰汽車は人気のSUV(スポーツ用多目的車)輸入車、「RAV4」が供給不足だったものの、台湾生産の「カローラ・アルティス」と「ウィッシュ」の販売好調で、3月は1万1,350台と前年同月比13.9%増加した。
2位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は、3月は商用車の需要期だったことに加え、貨物税減免措置の追い風で、小型商用車「菱利(ベリカ)」が約1,400台売れるなど業界最高の前年同月比25.3%の伸びを記録した。これにより同社の市場シェアは12%と最近では最も高くなった。
なお4月は清明節連休があったため3月よりも稼働日数が少ないことと、新車の非需要期であることから、新車登録台数は前月比7%減の3万5,000台前後にとどまるとみられる。
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