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来年からエアコン新基準、家電各社が買い替え需要期待


ニュース 家電 作成日:2016年4月6日_記事番号:T00063364

来年からエアコン新基準、家電各社が買い替え需要期待

 台湾で2017年からエアコンに冷房期間エネルギー消費効率(Cooling Seasonal Performance Factor=CSPF)基準が全面導入されるのに伴い、家電各社は買い替え需要の高まりに期待している。5日付経済日報が伝えた。

 家電大手、大同(Tatung)の張忠棋・家電電子事業部工場長は4日、「今年新たに発売するエアコンは全てCSPF基準を満たしている」と説明。CSPF基準導入が台湾エアコン業界に変革をもたらし、買い替え需要を生むことになると予想した。

 林工場長によると、CSPFは現行のエネルギー消費効率(EER)基準に比べ、エネルギー効率や温室ガス排出量に対する基準が厳しく、EER基準で3級、4級の商品はCSPF基準では不合格となるほか、従来1級の商品でもCSPF基準では3級、4級評価を受けることがあり得るという。

 東元集団(TECO)は、CSPF基準採用商品の検査認証手続きを6月までに終え、8月にも新製品を発売する構えだ。声宝(サンポ)も今年第4四半期にCSPF基準対応機種を発売する予定だ。