ニュース 運輸 作成日:2016年4月6日_記事番号:T00063371
交通部台湾鉄路管理局(台鉄局)は3日、阿里山森林鉄道(嘉義県)の運賃を5月1日から全線で引き上げると発表した。値上げは20年ぶり。上げ幅は最大2倍となる。4日付中国時報が報じた。
阿里山鉄道は昨年、1日平均5,053人が利用した(3日=中央社)
値上げ後の運賃は、▽本線(阿里山線)の嘉義~奮起湖駅、384台湾元(約1,300円、現在240元)▽祝山線の阿里山~祝山駅、150元(現在100元)▽神木線の阿里山~神木駅と沼平線の阿里山~沼平駅、いずれも100元(現在50元)──となる。
台鉄局阿里山森林鉄路管理処の簡信立営運組長は、2013年に阿里山鉄道の運営を引き継いだ後、安全強化工事に毎年5,000万元以上投じてきたが、赤字が年々拡大し、昨年は1億4,000万元に上ったと指摘。本線の運賃は1,230元、支線は185元に引き上げないと損益が均衡しないが、急激な値上げによる客離れを懸念して、上げ幅を縮小したと説明した。
なお本線の奮起湖~神木駅は現在、台風被害の修復工事で運行を停止している。
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