ニュース 政治 作成日:2016年4月6日_記事番号:T00063377
オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は31日、ワシントンで首脳会談を行い、オバマ大統領は台湾海峡の平和と安定を強調した上で、蔡英文次期総統の就任後も中台が対話を継続するよう呼び掛けたもようだ。2日付自由時報が伝えた。
習主席(右前)はオバマ大統領(左前)に対し、台湾問題は中米関係で最も重要かつ敏感な問題だと伝えたという(1日=中央社)
両首脳はワシントンで開かれた核セキュリティーサミットに合わせ会談したもので、会談内容に関する事後説明はなかった。
ただ、ホワイトハウスのダニエル・クリテンブリンク国家安全保障会議アジア上級部長は会談に先立ち、「会談では台湾問題に言及する。台湾海峡の平和と安定は米国の根本的な国益であり、蔡英文氏率いる民進党政権発足に際し、米国は一貫して北京と台北にそうした方向に進むよう呼び掛けている」と述べた。
一方、習主席は1992年の共通認識(92認識)を中台対話の政治的基礎とし、いかなる台湾独立に向けた行動にも断固反対するという従来の立場を繰り返したもようだ。
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