ニュース その他製造 作成日:2016年4月7日_記事番号:T00063395
紡織・生地メーカー、宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)は6日、衣料生産に本格参入する方向で準備を進める方針を明らかにした。世界進出やブランド企業からの受託生産拡大に向け、川上から川下に至る一貫生産体制を整えるのが狙いだ。7日付工商時報が伝えた。
エベレストの売上構成比は現在、布地が85%、糸類15%となっている。市場関係者は、衣料生産への参入で3年で20%の増収効果を見込む。
エベレストは昨年から台南工場で衣料の受託生産を小規模に開始した。葉清来総経理は「エベレストには布地や染め上げなど安定した生産技術があるため、顧客も非常に満足している。積極的に川下市場に進出していきたい」と述べた。
衣料生産事業は、台湾を中核拠点に海外にも工場を設置する体制を取る。工場新設に当たっては、人件費が最大の考慮条件となるため、既に東南アジアなどの視察を重ねており、年内にも投資先や投資額を決定する。
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