ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月7日_記事番号:T00063403
商業発展研究院(商発院、CDRI)が6日発表した2月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は93ポイントで前月比2ポイント下落し、景気信号は4カ月連続で「黃青(景気後退傾向)」となった。商発院は、国際原油価格の低迷や通貨安競争、国際貿易の不振などが台湾の商業・サービス業に大きな影響を与え、3月も依然谷底で、4月は小幅ながら回復すると予測した。7日付工商時報が報じた。
2月の商業服務景気指標を構成する3項目のうち、「証券市場」は97ポイント、「労働力・賃金」は98ポイントでともに横ばいだったが、「経営状況」は99ポイントで3ポイント上昇した。春節(旧正月)連休の恩恵を受けた。
黃兆仁・商発院商業発展政策研究所長は、台湾では大型アウトレットモールが新しくできて消費が刺激されている一方、中国からの観光客減少、製造業の不振なども消費者心理に影響を与えるとして、今後も観察が必要と話した。
業界関係者は、大型量販店やコンビニエンスストアが成長を続けているほか、第2四半期以降は気温の上昇に伴い屋外活動が活発になる上、母の日や端午節(旧暦5月5日、2016年6月9日)などのセールがあるので、消費が増えると予測した。
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