ニュース 電子 作成日:2016年4月8日_記事番号:T00063413
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が7日発表した3月連結売上高は235億5,000万台湾元(約790億円)で、前月比33.4%増、前年同月比5.5%増だった。しかし、第1四半期通期の連結売上高は623億7,100万元と前期比17.4%減、前年同期比3.5%減で予測を下回った。アップル向けの受注減少が主因だ。8日付経済日報が報じた。
ただ同社は、今年はシステム・イン・パッケージ(SiP)業務を成長の主力として、四半期ごとの売上拡大が見込めると予測している。
なおASEは今月、137億元を投じて同業の矽品精密工業(SPIL)に対する株式保有比率を33.28%まで引き上げ、第2次株式公開買付(TOB)不成立後も経営権獲得に強い意欲を示している。今後いかにSPILとの経営統合を進めるのか、および顧客からの受注流出を防ぐのか、今月末の業績説明会が注目される。
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