ニュース 電子 作成日:2016年4月8日_記事番号:T00063420
市場調査会社IHSがこのほどアップルの4インチスマートフォン新機種「iPhone SE」の16Gバイト(GB)版の分解調査を行った結果、鴻海精密工業、和碩聯合科技(ペガトロン)の台湾受託生産メーカーが得られる1台当たりの組み立て利益は3.8米ドルと、歴代iPhoneシリーズの中で最も低い水準であることが分かった。8日付工商時報が報じた。
iPhone SEの部品総額は156.2米ドルで、組み立て費用3.8米ドルを加算するとコスト総額は160米ドル。販売価格は399米ドルからのため、アップルの利益率は約6割にも上る。
部品のうち最もコストが高いのはA9プロセッサーで22米ドル。台湾積体電路製造(TSMC)とサムスン電子が供給している。次いでディスプレイとタッチパネルの20米ドルとなる。
iPhone SEの重要部品はiPhone 6s/6sプラスと同じものが多いため、アップルは多くの部品メーカーに値下げを要求した。ディスプレイ価格は32.5米ドルから20米ドルへ、カメラレンズは22.5米ドルから13.3米ドルへと、それぞれ6s/6sプラスを調達した際から大幅に下落した。
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