ニュース その他製造 作成日:2016年4月8日_記事番号:T00063425
半導体製造設備メーカーの精曜科技(アーチャーズ・システムズ)は、ヘテロ接合(HJT)太陽電池生産設備の開発に成功し、昨年末に米電気自動車(EV)大手、テスラモーターズ傘下の太陽光発電システム会社、ソーラーシティーでテストを行ったのに続き、このほど台湾の太陽電池大手、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)から受注を獲得した。8日付工商時報が報じた。
精曜科技が7日に行った記者会見に出席したネオソーラーの洪伝献執行長は、「当社では既に3年近くHJT技術の研究開発(R&D)を進めているが、製造工程に関して大きな進展があったことから精曜科技の設備購入を決めた」と説明。今後、台湾初のHJT型太陽電池量産ラインを設置すると表明した。生産能力は40~50メガワット(MW)で第4四半期にも量産を開始し、変換効率は23%に上る見通しだ。
HJT型太陽電池について精曜科技の陳厚模マーケティング処長は、「今年はHJT元年となる」と述べ、今後、爆発的に需要が増えるとの見方を示した。また2020年には同製品の生産能力が世界で17ギガワット(GW)に達するとの国際半導体製造装置材料協会(SEMI)の予測を引用し、38億米ドルの設備需要が生まれると語った。
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