ニュース 運輸 作成日:2016年4月8日_記事番号:T00063429
長栄海運(エバーグリーン・マリン)と中国遠洋運輸集団(COSCO、コスコ)が来年CKYHEアライアンスから脱退するとの市場観測が出ている。事実となれば、同じくCKYHEに加盟する陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)とライバル関係になる。8日付経済日報が報じた。
CKYHEは、長栄海運、陽明海運、コスコ、川崎汽船、韓進海運の5社から成る。市場では、コスコと仏CMA CGMが、長栄海運や香港の東方海外貨櫃航運(OOCL)に呼び掛け、CCEOアライアンスを設立するとの観測も出ている。陽明海運の盧峯海董事長は7日、アライアンスに再編は付きものだと述べた。
CKYHE、G6、オーシャン・スリー(O3)は今年末に期限を迎える。来年以降の体制については、今年上半期に明らかになる見通しだ。
世界経済の成長鈍化で、輸送能力が供給過剰となり、海運の運賃は低迷している。昨年12月にはCMA CGMがシンガポールのネプチューン・オリエント・ラインズ(NOL)買収を発表したほか、コスコと中国海運集団(チャイナ・シッピング)の合併が発表された。
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