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馬政権誕生を好感、不動産市場で新規物件ラッシュ


ニュース 建設 作成日:2008年3月25日_記事番号:T00006343

馬政権誕生を好感、不動産市場で新規物件ラッシュ

 
 総統選で国民党の馬英九前主席が当選したことで、景気が上向くとの観測が広がり、台湾中部では伝統的な3~4月の住宅販売需要期に、郷林建設が総額150億台湾元(約500億円)規模の「極光計画」の販売に乗り出すほか、聯聚建設、順天建設、精鋭建設、国泰建設など業界大手各社がそれぞれ40億~70億元規模の物件投入を予定している。25日付工商時報が伝えた。

 台中地区における新規物件総額は、昨年の2倍に相当する500億元に達するとの見方が出ており、2004年以来の好況となりそうだ。

 台湾省建築公会の穆椿松理事長は「両岸(中台)間での速やかな三通実現を掲げる馬氏の総統当選は、台湾の不動産市場にとって大きな刺激材料となる。台湾全土では3~4月に3,000億元の物件が投入されるのではないか」と述べた。