ニュース 政治 作成日:2016年4月8日_記事番号:T00063433
マカオのタクシー業界団体、マカオタクシー業連合会が今年7月の台湾訪問計画を中止した理由について、当局が「蔡英文当局への制裁」を命じたためだとする内部文書が流出した。8日付蘋果日報が伝えた。
問題の文書は理事監事全体会議の通知文書で、「台湾で新たに選出された指導者、蔡英文氏は一貫して『1992年の共通認識(92共識)』の受け入れを拒否している。このため、中央政府とマカオ政府は必ずや蔡英文当局に制裁を加えるとする命令を下した」とし、社会団体の交流目的での台湾訪問に対しては、半官半民のマカオ基金会からの資金支援も得られなくなったと指摘している。
行政院大陸委員会(陸委会)によると、マカオタクシー業連合会から昨年12月に訪問計画の打診があったが、その後具体的な連絡はなかったという。陸委会は当局の「制裁命令」があったとする報道について、「民間交流が政治的手段による妨害を受けないことを望む」とし、今後の状況を注視していくとした。
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