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ガソリン・水道・電気料金、凍結解除は新政権で


ニュース 公益 作成日:2008年3月25日_記事番号:T00006344

ガソリン・水道・電気料金、凍結解除は新政権で

 
 行政院は24日政務会談を開き、馬英九次期総統が正式に就任する5月20日までガソリン価格の凍結を継続し、水道、電気料金も値上げを行わないことを決定した。25日付経済日報が報じた。

 陳瑞隆経済部長は、「水道料金の値上げは急がないが、ガソリン、電気は適当な時期に値上げする必要がある」という立場だが、政務会談には呼ばれていなかったため、経済部としての意見を行政院に伝えられないまま決定が行われたという。

 一方、国民党の蕭万長次期副総統は、国際的なエネルギー価格上昇の流れに台湾だけが逆らっており、「長期的に見て台湾経済にマイナス影響を及ぼす」として、今回の凍結継続決定を「無責任なやり方」と批判し、「ガソリン価格と電気料金は、段階的に市場での決定に戻すべき」との考えを示した。価格凍結の解除は、新政権で早期に行われる見通しだ。