ニュース 電子 作成日:2016年4月11日_記事番号:T00063448
液晶パネル用バックライトモジュール(BLM)大手の中強光電(コアトロニック)は10日、顧客が昨年末から生産ラインの一部を中国に移管したことを受けて、竹南工場と台南工場などの勤務調整と人員削減を実施すると明かした。南部科学工業園区(南科)で夜間シフトを取りやめ、100人近くが解雇を選択した。証券会社は、コアトロニックや瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)はスマートフォン「iPhone」向けに供給しており、アップル調達、液晶パネル需要の不振を反映していると指摘した。11日付経済日報が報じた。
瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)は、例年通り人員調整を行っており、大規模な人員削減はないと説明した。
コアトロニックの第1四半期売上高は前期比18.6%減、前年同期比12.1%減の138億9,600万台湾元(約460億円)。ラディアントの第1四半期連結売上高は前期比35.3%減、前年同期比25.8%増の118億7,500万元だった。
新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南科の各管理局の統計によると、第1四半期の解雇者数と光電産業が占める割合は、▽竹科、508人(うち光電産業が47.4%)▽中科、592人(光電産業96.5%)▽南科、287人(光電産業63.4%)──だった。
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