ニュース 電子 作成日:2016年4月11日_記事番号:T00063449
宏達国際電子(HTC)はこのほど、同社が5日に出荷を開始したバーチャルリアリティー(VR)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」について、昨秋よりBMWが新型車のシミュレーションテストに導入しているほか、家具販売大手、IKEAもVive向けにキッチンのデザインや配色をレイアウトし、VRで吟味(ぎんみ)することができるアプリケーションを発表した。HTCはゲーム以外へも同製品の展開を積極的に拡大しているようだ。11日付工商時報が報じた。
HTCによると、BMWはゲーム開発会社、エピック・ゲームズのゲームエンジン「アンリアルエンジン4」を使用して専用のVRシステムを開発し、これにViveを組み合わせて新型車や新たな内装デザインの開発に活用している。
一方、IKEAは顧客が商品を購入する前にVRを通じてさまざまなシチュエーションで同商品を配置した際の様子を体験できるVive向けアプリを開発。同アプリでは身長100センチメートルの子供から195センチの大人までさまざまな高さの視線でVR空間に配置された商品をチェックすることが可能だ。
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