ニュース 電子 作成日:2016年4月12日_記事番号:T00063482
世界的な発光ダイオード(LED)の値下がりは、中台のLEDチップ業者が減産に動いたことに加え、LED照明大手のフィリップスの値下げ攻勢も一段落したことで、収束の方向に向かいそうだ。既に一部地域ではLED電球の価格が反発している。12日付電子時報が伝えた。
業界は今年下半期には需給が徐々に改善するとみているが、市場には大量の在庫が残っており、相場の先行きに不透明感が残るのも事実だ。中国のLEDチップメーカーは20億人民元(約335億円)相当の在庫を抱えているとされ、中国勢が在庫解消を急げば、価格動向を左右しそうだ。
当面は中国のLED最大手、三安光電(三安オプトエレクトロニクス)が価格競争で「休戦」に応じるかどうかが焦点とみられている。
台湾では晶元光電(エピスター)が生産能力の25%を凍結した。今年は商品構造の改善や損失削減に務める構えだ。同社は「下げ過ぎた一部のLEDチップで価格が反発している」と説明した。
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