ニュース 家電 作成日:2016年4月12日_記事番号:T00063483
液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)は11日、出資する米テレビメーカー、ビジオ(VIZIO)の普通株243万4,600株を1株当たり53.91米ドルで売却したと発表した。アムトランの株売却益は18億7,800万台湾元(約63億円)で、第1四半期の業績に反映される見通しだ。なお、提携関係は継続する。12日付工商時報が報じた。
アムトランは10年前からビジオに出資。現在同株の売却益が大きいとして、投資としての観点から一部売却を決めた。今回アムトランが売却した株式はビジオが発行する株式全体の約12%に相当する。なお、アムトランはビジオの優先株168万4,000株については引き続き保有し、出資比率8%を維持する。
アムトランは、ビジオ向け出荷は100万台規模で全体の約半数を占めており、最大顧客であることに変わりないと強調。両社の提携関係と今回の株売却は無関係と説明した。
アムトランの第1四半期連結売上高は、主要顧客からの受注増に支えられ、38億9,200万元を記録。前期比45.96%減となったものの、前年同期比では41.68%の大幅増となった。
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