ニュース 金融 作成日:2016年4月12日_記事番号:T00063490
中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への台湾加入問題をめぐり、張盛和財政部長はこのほど、「台湾を矮小(わいしょう)化する加入申請方法は絶対に受け入れられない。台湾は必ずしも加入する必要はなく、懇願する必要もない」と述べ、台湾のAIIB加入はほぼなくなったとの認識を示した。12日付中国時報が伝えた。
これに先立ち、AIIBの金立群総裁は今月7日、「香港のように主権を持たない地域は、中国財政省を通じて加入申請を行わなければならず、台湾がAIIBへの加入を希望する場合には、大陸(中国)の財政省を通じた申請が必要だ」と明言していた。
中国の習近平国家主席は、昨年まで「適当な方式」で台湾の加入を歓迎すると言及してきたが、台湾の加入方式には具体的には触れなかった。馬英九政権は少なくとも「中華台北」名義での加入を主張したが、台湾総統選で民進党への政権交代が決まったことで、中国側は直接申請さえ認めない強硬姿勢をエスカレートさせた格好だ。
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