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台湾製LED照明、欧州での関税撤廃有力


ニュース 家電 作成日:2016年4月13日_記事番号:T00063501

台湾製LED照明、欧州での関税撤廃有力

 照明輸出業者で構成する業界団体、台湾区照明灯具輸出業同業公会(TLFEA)は、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)と共同で欧州連合(EU)に台湾製LED(発光ダイオード)照明の関税撤廃を求めており、ほとんど反対意見がないため、関税撤廃が実現する可能性が高まっているとの見方を示した。13日付経済日報が伝えた。

 TLFEAの林慶源理事長は「関税撤廃の実現は、台湾製品が環境に優しいことを示すもので、電球、蛍光灯、照明器具など品目を問わず関税面の優遇を受けられる見通しだ」と説明した。

 東芝系照明商社からLED照明のブランド授権を果たした東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)は、販売先に欧州が含まれるため、関税撤廃の恩恵を受けそうだ。また、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)や隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)なども欧州市場向けに出荷しているため、関税撤廃は追い風となる。