ニュース 電子 作成日:2016年4月13日_記事番号:T00063502
鴻海精密工業のシャープ買収を受け、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が鴻海・シャープと液晶パネル分野で提携する可能性が指摘されている。ファーウェイの李昌竹・携帯電話製品ライン副総裁は、可能性は否定しないが、詳細は明らかにできないと語った。13日付工商時報が報じた。
李副総裁は、同社は今後、スマート端末のディスプレイで、投影技術、透明や半透明など多方面から検討すると述べ、有機EL(OLED)やIGZO(酸化物半導体、イグゾー)技術は量産、省エネ、コスト面で優位性があり、提携の可能性を排除しないと語った。
市場では先日、ファーウェイが鴻海とインドでスマートフォンを共同で設計、生産するとの観測も浮上し、ファーウェイの徐直軍(エリック・シュー)輪番CEO(最高経営責任者)が初耳だとコメントしていた。
ファーウェイと鴻海は長年提携関係にあり、鴻海がファーウェイの基地局、携帯電話の受託生産を行っている。昨年末には、鴻海が中国貴州省で第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場を建設する計画で、ファーウェイも出資するとの観測が出ていた。
ファーウェイは2015年の携帯電話販売台数が1億台で、今年は1億4,000万台が目標だ。うちハイエンド機種が初めて55%に達する見通しだ。
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