ニュース 食品 作成日:2016年4月13日_記事番号:T00063507
食品大手、味全食品工業は12日、同じ頂新国際集団に属する頂新製油と正義公司に対し、損害賠償を請求すると発表した。両社の食品不正問題を受け、味全製品の不買運動も起こっており、損害賠償額は10億台湾元(約33億6,000万円)を超える見通しだ。13日付経済日報が報じた。
味全は、民事訴訟を提起することで、両社と無関係とアピールする狙いだ。頂新製油や正義公司は頂新の100%出資、味全は頂新が4割出資している。
味全は、実際の損失に応じて損賠倍賞を請求すると説明した。味全は、2013年10月に生産委託先の頂新製油の食用油不正表示問題を受け、商品回収、廃棄などで損失が5億元、14年に正義公司の不正原料問題での商品回収で損失が43万8,000元に上った。味全は、2年連続で事件に巻き込まれ、会社の名誉が損なわれたと指摘した。
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