ニュース 電子 作成日:2016年4月14日_記事番号:T00063531
市場調査会社、ガートナーの統計によると、2015年の世界ファウンドリー市場で台湾積体電路製造(TSMC)のシェアは54.3%と、2年連続で過半を占めた。20ナノメートル立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスに加え、16ナノFinFETプロセスの生産加速によって、売上高が前年比5.5%拡大した。14日付工商時報が報じた。
2位以下は、▽グローバルファウンドリーズ(GF)、9.6%▽聯華電子(UMC)、9.3%▽サムスン電子、5.3%▽中芯国際集成電路製造(SMIC)、4.6%──だった。UMCは28ナノプロセス製造の推進スケジュールに遅れが出たことでGFに2位の座を奪われた。
なお、昨年の世界のファウンドリー産業の総売上高は488億9,100万米ドルで前年比4.4%拡大した。業界関係者は、15年の市場の成長は緩やかだったものの、価格競争は激しく、特に28ナノプロセス以上のハイエンド製品で顕著で、65ナノや40ナノ製品も強い値下げ圧力にさらされたと説明した。
証券会社は、今年は在庫水準の低下が進んでいることから、世界ファウンドリー市場は前年比7~9%成長するとみている。
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