ニュース 電子 作成日:2016年4月15日_記事番号:T00063556
デジタルカメラ用レンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が14日発表した第1四半期連結売上高は82億7,100万台湾元(約280億円)で前期比46%減、前年同期比22%減、純利益は36億2,000万元で前期比46%減、前年同期比18%減だった。林恩平執行長は、減収は大口顧客が発注を大幅に削減したためと話した。15日付経済日報が報じた。
同社の第1四半期粗利益率は59.7%と前期比0.2ポイント下落にとどまった。アップルのスマートフォン、iPhone6sの出荷が減ったももの、粗利益率の低いボイスコイルモーター(VCM)出荷も減少したためだ。
林執行長は、ある顧客が5~6月にハイエンド機種の出荷を開始すると明かした。市場では、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が16日から世界各地で順次発売する「P9」のほか、アップルの次世代「iPhone7」にもデュアルカメラレンズが搭載されるとみられている。
林執行長は、プラスチックレンズ6枚(6P)・デュアルレンズの設計のほか、フロントカメラへの4P・800万画素レンズの搭載も増えており、同社の平均販売価格(ASP)上昇につながると語った。
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