ニュース 電子 作成日:2016年4月15日_記事番号:T00063558
新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)は14日、2,600メガヘルツ(MHz)周波数帯でのサービス開始を宣言した。頼弦五総経理は今後、50億~60億台湾元(約170億~200億円)を投じてネットワーク構築を進めると表明した。なお同社が抱える第4世代(4G)移動通信サービスのユーザー数は現在50万件だが、下半期には100万件を突破して業界4位に食い込みたい考えだ。15日付工商時報が報じた。
趙国帥董事長(中)は、台湾スターは後発だが、決意はますます強固になっていると強調した(14日=中央社)
台湾スターは昨年末、2,600MHz帯での事業権を66億1,500万元で落札、これに既存の900MHz帯を合わせ、利用可能な帯域幅は計60MHzとなった。2,600MHz帯でのネットワーク構築について頼総経理は、まず6直轄市から着手するほか、一部県市で小型基地局(スモールセル)の設置を進めると語った。
頼総経理はまた、これまで同社サービスの通信速度は75メガビット毎秒(Mbps)にとどまっていたが、2,600MHz帯が加わることで最高225Mbpまで改善されると説明した。
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